『トキ・メグル・風景』
10月31日(日)〜11月7日(日)
12:00~19:00(最終日18:30)
ところ:アートステージ567・1F,2F
京都・烏丸・夷川交差点西へ40m南側
2014年、これまでに描いてきたたテーマから離れ、街の風景を主軸にして描き出してから7年。
具象画から抽象画と呼ばれるようになるなど、作風に変化が現れてきた7年でした。
いつか、この7年間の作品の歴史をまとめた展覧会をしたいと考えていた矢先、知人の紹介を経てアートステージ567と出会いました。
当ギャラリーは築100年近くの歴史をもつ京町家であり、この地下深くには1200年前の平安京が眠る京の長い文化の歴史が折り重なった場所であります。
それと比べれば恥ずかしいくらい自分の短い歴史ではありますが…、自分にとってはとても実のある大きな7年の歴史でした。
その歴史を経た最近の私の作品制作は、無意識に作った絵具跡から浮かび上ったイメージの風景を描くという方向に進んでいます。
古き時代の痕跡が残る京町家ギャラリーで、京の歴史を感じながら、作品をご覧いただく方々それぞれのイメージの風景を見つけていただけたら幸いです。
斎藤 真人
…初の試み画家斉藤真人氏監修6作家の展覧会…
「阿」-すべての始まり、今新しい時代に向けて
― 仏さまの慈悲と自然の優しさが融合した心安らぐ空間を創り出したい。
「阿」はコロナ後、ここから新しく一切の始まりという意味をこめて ―
北嶋絹恵 プロフィール
京都の美術学校卒業後、染色着物の仕事を経て、1992年仏画と出会う。
仏画工房で復元仏画を制作して寺院関係に納める。
2004年より高橋佳子氏が提唱する「トータルライフ人間学」を学び、
復元するだけの仏画ではなく、そこに込められたいのちを魂の次元まで掘り下げ、
それを表現することに挑戦中である。
仏画制作・仏画サークル講師・仏画グループ/瑠璃の会
1970年 染色の仕事に携わりながら、4年間、日本画の画塾で、
広田多津氏・塩見仁郎氏・川端建生氏に学ぶ
1971年 清水焼、西川四郎氏に陶芸を学ぶ(主に茶器)
1975年 仏、スペインの旅行でエルグレコの宗教絵画に強く感銘を受ける
1977年 現代アート・元永定正氏の画塾で学ぶ
1992年 仏画制作を始め、そのテーマと、絹の表現方法に魅了される
1995年 ボロブドゥール遺跡への旅
1996年 タイ・アユタヤ遺跡への旅
1998年 ネパール・ルンビニ釈迦誕生地への旅
2000年 仏画を知り、そこに初めて、自分が求めてきた精神と、表現の一致を見出だし、
初めての個展(法然院)を開くに至る
2000年10月 法然院個展
2008年4月 第1回、瑠璃の会 ギャラリーおおざわ
2009年2月 仏画サークル展 あべのベルタ
2009年4月 第2回、瑠璃の会 ギャラリーおおざわ
2009年11月 ギャラリー蓮華の庵オープン個展 淡路島 打本邸
2010年4月 第3回、瑠璃の会 ギャラリーおおざわ
2011年10月 第4回、瑠璃の会 ギャラリー高倉通
2014年10月 二人展「慈光」(北出真里氏)ダーウィンの回廊
2015年4月 第5回、瑠璃の会 ギャラリー高倉通
2016年3月 「春風会・わかのうら」竣工式・二人展「慈光」(北出真里氏)
わかのうら「春風会」
2016年10月 二人展「慈光」(北出真里氏) 淡路島 小林邸(小林長寿堂内)
2017年10月 個展「響」アートステージ567
北出真里 プロフィール
大阪芸術大学卒業
イラストレーターを経て、水彩画を制作
2013年 和歌山画廊緑風舎で個展
2014年 京都画廊ダーウィンで、北嶋絹恵氏と二人展
2016年 福祉施設「春風会」ウインドクラブにて二人展
2021年 和歌山エムズギャラリーで個展